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絵本 イタリア会館出版 「たまごちゃん、たびにでる」
¥1,650
イタリアで話題の絵本、登場!! ママのおなかのなかは、あたたかくてきもちいいなぁ…でも もうすぐそとのせかいにでなくてはいけない。どんな“かぞく”にうまれるのかなぁ…。そうしてたまごちゃんは、いろいろな“かぞくに”あうためにたびにでます。 “かぞく”ってなぁに?をテーマに、イタリア気鋭の作家パルディと世界的漫画家・イラストレーター、アルタンによるコラボレーション絵本。 パルディ,フランチェスカ 作家、編集者。子供達に家族の話をするためにパートナーと共に出版社Lo Stampatelloを2011年に設立。『たまごちゃん、たびにでる』をきっかけにアルタンと共に絵本を出版する他、様々なテーマで子供向けの本を出版、自ら執筆も手がける たまごちゃんの丸い目を見てるだけで、自分も生まれる前の子どもに戻れそうです。 私たちは、どんな種類の生き物もそうであるのと同じように、きっとこんなふうにわくわくと楽しみにして この世にやってきたのに、悲しいかなすぐに生活の重さに押しつぶされて、つらいつらいと言いはじめますね。 でもはじめはみんなこんなふうにスタートしたはずなんです。 私たちはもう生まれてずいぶんたってしまったけど、ほんとうは今もたまごちゃんと同じように毎日人生の 旅をして、 いろんな人やものや動物に出会いながら、生きてるってなんだろう、これからどんな人たちに会うんだろう、どんな場所を見るんだろうって思っているはずなんです。 はじめに持っていたのであろうその新鮮な気持ちが、たまごちゃんを見ていたらぐんぐんよみがえってきました。 好奇心をもって旅をして、この世にやってきた。そんな全てのたまごちゃんが愛おしいです。 よしもとばなな トゥーリオ・アルタン,フランチェスコ 1942年イタリア・トレヴィーゾ生まれ。漫画家、イラストレーター、風刺作家。70年代より漫画家として活躍。娘のために描いた作品「ピンパ」で知名度は不動のものとなり、テレビ放映されるなど彼の代表作のひとつ。またイタリアの新聞や雑誌に風刺漫画を連載 スリス ドリアーノ 1947年イタリアサルデーニャ州生まれ、ローマ出身。1974年来日、琵琶の製作、修復および研究を始める。1981年にイタリア会館・福岡を設立・主宰 おおにし よしみ 大西佳弥。一級建築士。2004年イタリア建築への関心からイタリアへ留学。イタリアに魅了され、帰国後も建築士として働く傍ら、イタリア会館・福岡で翻訳の仕事に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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教科書 イタリア会館出版 「Abbecedario 見て解るイタリア語」
¥3,850
アッベチェダーリオ 今までになかったイタリア語の教科書 面白くて、ついページを繰ってみたくなる・・・・・ ● 三人のイタリア人による画期的イタリア語教科書 ● 文法説明をできるだけ省いた、わかりやすい内容 ● 歌,童話、イタリアのあれこれ、楽しい教材を活用 本書のタイトル「ABBECEDARIO アッベチェダーリオ」は教科書、入門書の意味です。 現在はあまり使われませんが、イタリア人にとってはすぐにピノッキオを思い出すような、 かわいい言葉なのです。 学校をサボったピノッキオは、親が苦労して買ってくれたアッベチェダーリオを売り、そのお金で人形劇を見に行きました。これは、ピノッキオの物語の中でも有名な場面です。(1881年、コッローディ作) 文法ですか、会話ですか? 私たちのイタリア会館・福岡を訪ねる多くの方によく聞かれます「文法ですか、それとも会話を教えるのですか」。なんて答えればよいのか。会話は、その場の思いのやりとりなのに、どうやって会話を教えられるのでしょうか。確かに文法は“文章を作る上のきまり”ですから、会話といえども文法なしで文はできません。一方では、文法嫌いの人のために会話文例を主とした本がたくさん出ています。 その文章をそっくり暗記する方法もありますが大変だと思います。 暗記した文章が相手に通じても、返ってくる言葉が暗記した文と違っていたら、途端に解らない。せっかく苦労して覚えたのに。 こうして、詳し過ぎる文法と多すぎる暗記という壁の前で本を投げ出しそうになる。 それよりも、ある程度の名詞、形容詞、動詞などを数少なく暗記しながら、必要最小限だけの文法を覚え、あとは自分の頭に任せた方が無理なく自分だけの文章を作れるでしょう。つまり、文法は道具であり、会話は一人ひとりの作品といえるのです。 このような考えから編まれた本書の特徴は、文法の説明をできるだけ省き「見て解るイタリア語」にしたことです。特に第Ⅰ部はその方針を大いに生かしたつもりです。また、イタリア会館・福岡30周年を迎え、第3版を記念出版し第Ⅱ部を増補、より初心者にも解りやすく、上級者向けにも文法事項や様々な読み物を沢山増やしました。新たなイタリア語の愉しみに出会って頂けることと思います。 楽しいイタリア語学習の友として、本書がみなさまのお役に立てれば何よりもうれしく思います。