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本+DVD イタリア会館出版 エドゥアルド・デ・フィリッポ戯曲集 ① デ・プレトーレ・ヴィンチェンツォ
¥4,500
珠玉の戯曲集 全5巻 日本初の書籍+DVD化 2012年5月 刊行開始! Eduardo De Filippo エドゥアルド・デ・フィリッポ戯曲集 【企画・刊行】 イタリア会館・福岡 【監修・訳】 ドリアーノ・スリス Doriano Sulis 【翻 訳】 大西 佳弥 Yoshimi Onishi 第一巻: デ・プレトーレ・ヴィンチェンツォ De Pretore Vincenzo 2012年5月刊 若者の犯罪という社会問題にも目を向けた喜劇に、優しさが滲む 父なし子だったデ・プレトーレ・ヴィンチェンツォは見栄っ張りなコソ泥。純でまっすぐな娘ニヌッチャに恋をして、 結婚の約束をするが、彼女の希望は結婚するまで関係を持たないというものだった。そんな時に、 デ・プレトーレは窃盗罪で捕まってしまう。罪を償い出所した日、ニヌッチャは正しく導いてくれる守護聖人を見つけ、守ってもらうようにと勧める。 二人が話を交わす広場の祭壇に立つ聖ヨゼフを、彼は守護聖人として選び、身勝手な〈ご加護〉をお願いする。その〈ご加護〉とはどんな危険からも守ってくれるものと勘違いをして、 盗みを続けるデ・プレトーレ。しかし、そう上手くはいかない…。。 Il Progetto Eduardo in Japan: 1900年代のイタリアの偉大なる劇作家エドゥアルド・ デ・フィリッポをルカ・デ・フィリッポの協力、ナポリ市、在日イタリア大使館、イタリア文化会館、フィアットグループオートモービルズジャパンの 後援のもと、イタリア会館・福岡企画・刊行により日本で紹介し普及していくという壮大な企画。数ある有名な作品の中から5作品を選び、 2012年5月~、全5巻刊行いたします。 まだ、日本で知られていないエドゥアルド・デ・フィリッポを通して更なるイタリアの魅力を日本の皆さまにお届けします。
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本+DVD イタリア会館出版 エドゥアルド・デ・フィリッポ戯曲集 ② クピエッロ家のクリスマス
¥4,500
珠玉の戯曲集 全5巻 日本初の書籍+DVD化 2012年5月 刊行開始! Eduardo De Filippo エドゥアルド・デ・フィリッポ戯曲集 【企画・刊行】 イタリア会館・福岡 【監修・訳】 ドリアーノ・スリス Doriano Sulis 【翻 訳】 大西 佳弥 Yoshimi Onishi 第二巻: クピエッロ家のクリスマス Natale in casa Cupiello 2013年1月刊 あの巨匠フェデリコ・フェリーニが憧れた作品。 イタリアのクリスマスで、今でもテレビ放映の人気ドラマ 家族団欒のシンボルとも言えるプレゼーピオ(キリストの誕生を再現した飾りつけ)をクリスマスに向けて製作しているルカ・クピエッロ。 何事にも無神経になった妻コンチェッタとろくでなしの息子トンマジーノ。お決まりのトンマジーノと伯父パスクワリーノの口論をはじめ、 嫁に出た娘ニヌッチャの家庭問題で祝祭の雰囲気は一転してしまう。娘ニヌッチャは、愛人ヴィットリオと一緒になるため、 夫と別れるつもりだと母親に打ち明ける。そして、クピエッロ家のクリスマス昼食会で、ひょんなことから、この二人の恋敵が顔をあわせることとなる。 思いがけない現実を目の当たりにしたルカは、ショックのあまり病に倒れる。フェミニズムの時代を生きる娘、その時代から取り残された父親が、 喜劇と悲劇の交じり合う笑いと涙の中で見事に描かれている。 Il Progetto Eduardo in Japan: 1900年代のイタリアの偉大なる劇作家エドゥアルド・ デ・フィリッポをルカ・デ・フィリッポの協力、ナポリ市、在日イタリア大使館、イタリア文化会館、フィアットグループオートモービルズジャパンの 後援のもと、イタリア会館・福岡企画・刊行により日本で紹介し普及していくという壮大な企画。数ある有名な作品の中から5作品を選び、 2012年5月~、全5巻刊行いたします。 まだ、日本で知られていないエドゥアルド・デ・フィリッポを通して更なるイタリアの魅力を日本の皆さまにお届けします。
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CD イタリア会館リリース Gronge グロンジェ/クレモーネ・ジガンテ・ペール・ソーリ・アドゥルティ (2xCD+DVD)
¥3,240
グロンジェ/クレモーネ・ジガンテ・ペール・ソーリ・アドゥルティ (2xCD+DVD) On Records Japan ONRECJPN01 1980年代にローマで結成されたアナーキーNWバンド、グロンジェ日本初登場! ノー・ウェーブのようにエキセントリック、ディーヴォのような狂気とロックにエレクトロニクス、ペル・ウブを思わせるドラマティックでデカダンなムード。パンク至上主義のようにアナーキーでありながら、メロディアスな楽曲。まさしく “イタリアンミュージック”への概念が覆る、衝撃的作品! 本作は1989年に録音されていた秘蔵音源を2枚のCDと1枚のDVDに収録。 オン・レコーズ・ジャパン 2012年末に誕生したこのレーベルは、時の流れに埋もれてしまったイタリアンミュージック作品の復活を図るイタリア会館・福岡のプロジェクト Informazioni La On Records Japan nasce alla fine del 2012. E’ un progetto del Centro Italiano di Fukuoka dedicato esclusivamente alla musica italiana e alla riscoperta di alcune sue opere perdute nel tempo.
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CD イタリア会館リリース the colla デコッラ / アド オーヴェスト ディ パペリーノ (ドナルドダックの西へ)
¥2,808
≪On Records Japan(オン・レコーズ・ジャパン)≫同名タイトルの映画サウンドトラックとして1982年に発表され、長いあいだ入手困難だった幻の名盤がついにCD再発! アレッサンドロ・ベンヴェヌーティ、アティナ・チェンチ、フランチェスコ・ヌーティ、俳優でもあり友人同士であったこの3人の関係にピリオドが打たれたのがこの映画“Ad Ovest di Paperino”だと最初に言わなければならない。彼らは1971年にコメディアントリオGiancattiviを結成し、喜劇とナンセンス、非現実、ベケット的不条理、そしてトスカーナ独特のジョークといった要素を織り交ぜ、当時かなり革新的な舞台活動を行っていた。後に彼らはテレビへと進出し成功を収め、サンドロはフランチェスコの口車に乗せられ、初作品となるこの映画脚本を手がけるに至る。タイトルは、ベンヴェヌーティの台詞から来ており、一見何の意味もない言葉に聞こえるが実は隠喩であり、(現実にトスカーナ州プラート市郊外に、その名からドナルド・ダックを思い出させるPaperinoという地区があるとはいえ)場所でない場所、存在しない土地、ネバーランド、どこに、どの方向にあるのか誰も知らず、この映画の登場人物のように永遠に社会に適応できず、失望し希望のない“ヒマ人”が目指す場所。映画は、80年代に現実離れした人達で溢れるおとぎ話のようなフィレンツェを舞台に、始まりもなければ終わりもない古典的なロードムービー。さらに言えば、社会的・経済的危機が絶え間なく、アイロニーだけが失望を遠ざけ、希望と力を、たとえそれを失った者へも与えうる夢から醒めたイタリアの一面が描かれている。 特殊装丁ポスタージャケット、日本語解説付き、CDエクストラ仕様 アーティスト紹介文 楽曲を手がけたのはトリオThe Colla。The Collaはベンヴェヌーティがダード・パリジーニ、ステフェン・ヘッド・ロモリと共に結成し、多くの友人、アーティスト、ミュージシャンとコラボレーション活動を行ったバンド。曲を聴いていると往々にして、映画を無視しているような、ストーリーと全く関係の無いような印象を受けるが、それは狙ってのこと。多才なベンヴェヌーティは実際、パリジーニのジャズテイストからヘッドのエレクトリックで実験的なサウンドまでを融合し、12曲の楽曲に完璧に落とし込んでいる。ニューウェーブ(具体的にはタキシード・ムーンやロキシー・ミュージック、イェロー、レジデンス、そしてジャパンを少し思わせる)ネオ・フォークを織り交ぜ、30分間の作品に昇華させた! ・アレッサンドロ・ベンヴェヌーティ イタリアの有名な監督と演劇俳優。映画制作者だけではなく天才的な音楽家でもある。フランク・ザッパ信者。 ・ダード・パリジーニ 有名なラウラ・パウジーニという歌手のプロデューサーだった。世界で数百万枚のCDをセールスした。キース・ジャレットとラヴィ・シャンカルのようなマエストロの影響を受けて音楽のスタイルを確立した。 ・ステフェン・ヘッド デ・コッラの設計士であり電子的頭脳でもあります。プログレッシヴ・ロックの伝説的バンドSensations Fixでアクト後、アレアのパトリツィオ・ファリセッリとのコラボレーションからRafとMasiniとVendittiなどのプロデュースまで。 オン・レコーズ・ジャパン 2012年末に誕生したこのレーベルは、時の流れに埋もれてしまったイタリアンミュージック作品の復活を図るイタリア会館・福岡のプロジェクト